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K-dush2メンバーのあんなことやこんなことを、まったりと暴露しちゃうかもしれない日記。体験型謎解きイベントの製作過程、リアル脱出ゲームの参加記録etc.      (2012. 8.1~)
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どーも!コーヒーです!
先日12th公演「Mr.クラウン」が終了いたしました!
4日間で計200名の新米団員が入団しました、これはK-dush2としては過去最多の動員数となりました!(拍手)
成功率は40%、目標値と同じ!(笑)
無事に公演が終わってなによりです、本当にありがとうございました!




(全公演終了後の集合写真!
今回はちょいちょい写真を混ぜていきますね〜)



さて、ここからは今回のプロジェクトリーダー(以下PL)として、僕から後日談をつらつら書いていきますね。ちょっと長いかもですが(笑)
ご存知の方が多数だとは思いますが、Mr.クラウンは今回【ネタバレ解禁】としました。理由としては大きく2つ。
再演が厳しい
ターゲットの問題
①について。公演の会場が決まってから、ここでしかできない謎、この狭い会場をいかした謎をひとつ作ろうとはずっと思っていました。その結果、装飾等の関係もあり、再演は厳しいという方向になりました。
②については、僕個人の意見です。学祭に出店ということもあり、僕たちのターゲットは学生がメインです。また小学生や家族連れの方もたくさんいらっしゃるので、幅広い客層に対応しなければなりません。ただ再演となると話は別。謎解き常連の方(通称クラスタ)がメインのプレイヤーになります。僕は彼らのためにこの作品を作ったわけではありません。
「来てもらったお客さん全員を笑顔にする。楽しんで帰ってもらう。」
このことだけを意識してきました。目の前のお客さんが楽しんでいる姿を見れたので、僕はそれだけで満足でした。だから再演とかはとくに考えていませんでした。




(装飾の様子。左手あげてる青いシャツの人が僕ですねw)



この作品は、去年の三田祭の時期から僕の頭の中にありました。
ストーリーがいいとはなんだろう」
楽しいと思える公演は一体なんだろう」
K-dush2らしさとはなんだろう」
と、当時は様々なことに頭を巡らしていました。
そこで僕が思い出したのは、過去のK-dush2の公演「BLACK CASINO」。僕が1年生の時に携わった、カジノを舞台にした謎解きでした。プレイヤーはとても楽しそうで、スタッフをやっても楽しかった。製作にかなり関わったからわかる、あれが僕が知るK'2らしさでした。
あのような楽しいテーマは他にもあるのではないかと考え、たどり着いたのが「サーカス」でした。他の謎解きイベントを見てもサーカスがテーマなものはなかったので、誰もやるな!と祈るばかりでしたw
そしてサーカスのことを調べていくうちに、あることを知りました。そう、「ピエロの涙の秘密」です。まったく知識がなかった僕でしたが、このことを知って、心を動かされるなにかがありました。これは感動できる、「七夕に隠したぼくらの宝」のようにみんなにも共感できるなにかがあるのではないか、こう思ったのが去年の11月の話です。




(みなさんはピエロが涙を流しているのを知っていましたか?)



今年6月にK'2の中ではコンペ大会がありました。
みんなが面白そう!というイベントを企画し、投票するものです。ここで僕の作品が選ばれ、みごと三田祭に出店することが決まりました(決して八百長ではありませんキッパリ)
ちなみにタイトルは12月には頭の中にあり、6月のコンペもMr.クラウンで出して、決定してからタイトル案をほかに募集しましたが、結局原案のまま行くことになりました。
僕自身が夏休みにフィリピンに語学留学に行っていたこともあり、実際に大きく動き出したのは9月からですね。




(左からはなりんクロスワーダーみむミラ。1女3人組!かわいくて優秀な後輩たちです!)



僕がこの作品を考える上で何が何でも曲げたくないと思ったことがいくつかありますが、「ピエロ目線で考える」、これは最初から、タイトルを思いついたときから何も変わっていません。
ピエロの悲しみを理解してもらいたく最初は考えていましたが、ピエロの悲しみを払拭する方向にだんだんとみんなの意見を聞いて変わっていきました。
「来てもらったお客さん全員を笑顔にする」、これが主人公も笑顔にさせる方向に働いて、結果お客さんスタッフ含めてみんな笑顔にさせることができたのは、ホント偶然ですね(笑)




(お客さんもスタッフも楽しそうですね!)



Mr.クラウンを作るにあたり一番苦労したことは、「世界観」「没入感」でした。
デバッグをやるたびに返される意見は「ピエロ感がない」ということ。
主人公をゲーム中出さないけど、でも主人公の気持ちを理解してもらいたいという、とっても矛盾したことを考えていたので、ずっと悩んでいました。(桐島かんとかがモチーフ)
最終的に声だけやりとりできるということで解決しましたが、これは演劇サークルにも入っているメンバーがいたからですね、声だけで感情表現なんてそうそうできないからまさに救世主でした。




(ジャグリングサークルにも所属しているザ・ノース・グラス。彼がいる回は、会場にいた全員が彼の曲芸に惚れていましたw)



いろいろ遠回りしましたが、結果として2つ大きなことを達成できたかなと思っています。
1つ目は何回も言ってきましたが、「来てもらったお客さん全員を笑顔にする。楽しんで帰ってもらう。」ということです。楽しい公演を作る!という気持ちを貫き通せてよかったです。
もう1つは、「スタッフも全力で楽しむ!」ということです。スタッフが楽しまなきゃお客さんを楽しませられない!と言い聞かせて、それが叶ったかなと。全力でお客さんが曲芸しているのを褒めたと思いきや、これでもかというくらい馬鹿にして笑っていた、そんなスタッフたちの目がキラキラしているのを見て、あぁよかった、と心の底から思いました。



(団長役をしたあーろんポチ。なんかわかんないけど、風船で遊んでましたねw


後日談はこのくらいですね。
解説ですが、最初はネタバレOKをする予定ではなかったので、なーんにも準備していませんでした。
なので少し時間かかります、すみません...
来週を目処に、4つくらいに分けてアップするつもりです。
シンプルな解説にしますが、公演に来れなかった方のためにいま頑張ってまとめてます!
しばしお待ちを!



最後に、お礼をみなさんに。

三田祭にお越しいただきMr.クラウンに参加してくださった方々へ。お楽しみいただけたのなら幸いです。僕たちはみなさんの笑顔を作るためにこの公演を作ったのですから。ありがとうございました!次回公演でもお待ちしております!

デバッグに参加してくださった方々へ。みなさんのご意見がなければこれほどのイベントにすることはできませんでした。ご協力本当にありがとうございました!

先輩方へ。世界観、ストーリーに悩んでいるときにいろんなアドバイスをたくさんもらいました。次は僕がそんな先輩になれるように頑張っていきます。ありがとうございました!

そして一緒にMr.クラウンの製作をしてくれたメンバー全員へ。みんなのアイデア、やる気、働きっぷりに助けられた。あらためて、ありがとう。みんなと作ることができて楽しかった。次はみんなの番だ!



(片づけ後に、どうしても僕がやりたかったことをやってみましたw)



それでは( ´ ▽ ` )ノ

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プロフィール
HN:
K-dush2 / ケーダッシュツー
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
慶應の学生が集まって体験型謎解きイベントを企画している唯一のサークルです。
「ただの遊びを全力で」をモットーに日々まったりと活動しています。
(2012年2月設立)
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